男子高校生がタカラヅカ!? 実在する歌劇団をモチーフに舞台化
本作はドラマ版の放映も予定されているおり、舞台はそれに先駆けて上演される。舞台版ならではの魅力について鎌苅は、「やっぱり生ですよね」と答える。「僕が舞台の好きなところって、お客さんがいて初めて出来上がるというところ。お客さんが楽しい空気になれば、相乗効果でより僕らも楽しくなる。特にこの作品はそういう舞台だと思うので、いかにお客さんを巻き込めるかってことが大事だと思います」。また物語後半の大きな見どころになるのが、メンバーによるラインダンス。滝口からは「生だからこその迫力を感じて欲しい」と意気込みが語られた。
取材の数日前にはチラシ用のビジュアル撮影が行われた。
タカラヅカ風の衣裳をまとった自らの姿に、照れ笑いを見せる鎌苅。「楽しかった」と荒井が語る横では、滝口が「正直イケてると思う(笑)」とその仕上がりに自信をのぞかせる。撮影を通し、作品へのイメージを膨らませた3人。本番への思いを、こんな言葉で締めくくってくれた。「舞台上での僕らのがむしゃらな姿から、観客の皆さんに元気を与えられたらと思います」(滝口)。「この新しい舞台を、ぜひ一緒に楽しんでもらいたいですね」(荒井)。「一度はみんなが通る青春時代。