くらし情報『死ぬに死ねない樹海の喜劇!? 2年ぶりの舞台を鈴井貴之が語る』

2012年9月18日 15:00

死ぬに死ねない樹海の喜劇!? 2年ぶりの舞台を鈴井貴之が語る

その光景はまさにコメディといっていい。

演じるのは、キャラメルボックスの岡田達也、佐藤めぐみ、井之上隆志、石井正則。鈴井は「それぞれのカラーが際立っていて面白いですよ! それを融合しようとせずに、マーブル模様というか、まだらな感じで舞台に乗せたいと思います」と4人の個性に信頼を寄せる。注目したいのが、“俳優・鈴井貴之”のインパクトだ。「“赤いキツネ”を演じます。場をかっさらうはずだったのに、稽古をしてみると、僕の登場シーンの前から爆笑の連続で、想定より笑いのハードルが上がってしまった。大やけどしないように気をつけます」。

すでに第八稿まで重ねているが、台本のブラッシュアップはこれからも続く。
「往生際が悪いんですね。先日、実際に樹海まで行ってきたんですけど、そこで新たに生まれたイメージもあるので。公演中も改稿していくかもしれません」。多面的な活動で磨かれた複眼のアングルと、北海道に拠点を置くアウェイの視点があるからだろう。鈴井は固定概念にしばられない。「悪いのは、強い思い込み。それが時には自殺を選ばせてしまう。今はみんな生真面目すぎますよね。
だから、もう少し気楽に行こうよ、と。それが僕の願いなんです」。

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