【ナビスコ杯連載Vol.3】予測不可能? 最も難しいゲームは準決勝
戦力的なマイナスはFC東京が最も大きいが、日程の追い風がある。第91回天皇杯覇者・FC東京は92回大会2回戦でJFL・横河武蔵野FCにまさかの不覚を喫した。ナビスコ杯ベスト4の他の3チームは、10月10日に天皇杯3回戦を戦っている。前戦から中6日のFC東京か、中2日のホーム・清水か。どちらが有利かは地の利を差し引いても明らかである。
初戦を終えたFC東京・ポポヴィッチ監督と鹿島・ジョルジーニョ監督は異口同音に「決勝進出は第2戦が終わらないとわからない」と語り、清水・ゴトビ監督とネルシーニョ監督は敗戦にもアウェイゴールの獲得に満足した。
試合間隔と開催地、出場停止に日本代表の不在、視点を変えれば有利不利も変わってくる。だからこそナビスコカップ準決勝は難しく、面白い。
ナビスコカップ準決勝第2戦は10月13日(土)14:00・清水×FC東京・アウトソーシングスタジアム日本平、19:00・柏×鹿島・日立柏サッカー場でキックオフ。チケットは発売中。
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