『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』、『RENT』と時代を深く映し出す鋭く知的なミュージカルを輩出してきた、ショービスの激戦区ニューヨークのオフ・ブロードウェイ。その傑作のひとつ、『ALTAR BOYZ』の日本版が新宿FACEにて11月21日(金)に開幕する。日本初演から5年、演出に2009年に同作品を手がけた玉野和紀を迎え、大久保祥太郎、大山真志、川原一馬、法月康平、山下翔央による新生アルターボーイズと植木豪、中河内雅貴、森新吾、東山義久、良知真次らのレジェンド・オブ・アルターボーイズの2チームでの連続上演を試みる。
ALTAR BOYZ チケット情報
作品名のアルターボーイズとは、神と司祭に仕える美しき男子たちを指す。そう聞くと、堅苦しさを感じる方もいるかもしれない。しかし、インディペンデント系のユニークな作品を輩出してきたオフ・ブロードウェイ発のミュージカルが、まさか神さまのお話に終始することはない。なんと、彼らは5人組ボーイズバンドを結成し、観客の魂を救うために“福音”の歌とダンスで愛を説くという、エンタテイメント性たっぷりの内容となっているのだ。
物語の舞台は、“アルターボーイズ2014年世界ツアー”の日本ファイナル公演。