くらし情報『戦後70年の夏、マルタ・アルゲリッチが広響と協演』

戦後70年の夏、マルタ・アルゲリッチが広響と協演

戦後70年の夏、マルタ・アルゲリッチが広響と協演
広島交響楽団が世界的ピアニスト、マルタ・アルゲリッチをソリストに迎えて8月、広島と東京で「平和の夕べ」コンサートを開催する。

広島交響楽団 チケット情報

アルゲリッチは広響の音楽監督をつとめる秋山和慶指揮のもと、ベートーヴェン作曲『ピアノ協奏曲第1番』を演奏。戦後70年を迎えるヒロシマから、広響とともに平和と希望のメッセージを音楽で届ける。

アルゲリッチは公演に向けて次のようなコメントを寄せている。

「広島の被爆70年を記念して、広島交響楽団とマエストロ秋山和慶と共演できますことをうれしく、かつ光栄に思います。私はMusic Against Crime(ミュージック・アゲインスト・クライム)というコンセプトのもと日本国内で演奏を続けてまいりました。音楽には人を愛する事を育み、人を傷つける気持ちを萎えさせる力が宿っている、という信念からです。第2次世界大戦で私たちが目撃したもっとも恐ろしい犯罪は広島と長崎への原爆投下とポーランドを襲ったホロコースト(ユダヤ人の大量虐殺)だと思います。
争いごとの解決のために核兵器を使用する犯罪と人種差別とエスノセントリズム(自民族中心主義)を利用した犯罪は二度と起こってはなりません。

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