2019年8月2日 07:00
フェスタサマーミューザKASWASAKI 2019 日本フィル公演のソリストは話題のピアニスト藤田真央!
(C)山本倫子
首都圏オーケストラの祭典「フェスタサマーミューザKASWASAKI 2019」が絶賛開催中だ(7月27日~8月12日:ミューザ川崎シンフォニーホール)。15年目を迎える今年は、首都圏主要オーケストラの他、東北の名門「仙台フィルハーモニー管弦楽団(8月4日)」や、バーンスタインの遺志を受け継ぐ札幌のユースオーケストラ「PMFオーケストラ(8月2日)」などの参加によって、全国規模のオーケストラフェスへと進む道筋も見え始めたように感じられる。各オーケストラが趣向を凝らした今年のプログラムの中でも、特に注目されるのが「日本フィルハーモニー交響楽団(8月7日)」だろう。なんといってもソリストに起用したのが、先日モスクワで開催された「チャイコフスキー国際コンクール」ピアノ部門で見事第2位に入賞した藤田真央なのだから素晴らしい。この結果を予測しての起用であるのならば、まさにオーケストラの企画の勝利に違いない。コンクール効果も相まってチケットはすでにソールド・アウト。しかし“オーケストラの祭典”はまだまだ続く。ミューザ川崎の素晴らしい音響の中に観を浸す快感を是非ご堪能あれ。
イベント詳細
8月7日(水)