が当たり役お初を一世一代で務める『曽根崎心中』のアンコール公演にも注目してほしいです」と見所を語った。
「『曽根崎心中』の藤十郎さんのお初は素晴らしいので、出演が楽しみ」と語るのは、中村梅玉。今年の1月にスタートした中村鴈治郎襲名披露公演には全て出演し、博多座への出演も6年連続となる。「おそらく歌舞伎役者の中で一番多く博多座に出演させていただいていると思います。今回の『播州皿屋敷』では自分の性格にはない、全くの敵役です。“なんて悪いやつだ”と感じてくださるのが、演じていて楽しい」と初役を分かりやすくアピールした。
2年前、自身の襲名披露で博多座にも登場した市川中車は「雁治郎さんの襲名披露公演に出させて頂くことに改めてお礼を伝えたい。他の方の口上は初めてで、そこが一番緊張しますね、僕の中ではある意味、最大の演目かもしれません(笑)」と語り、「『ぢいさんばあさん』の夫婦の再会の場面では、(自分の)父と母の45年ぶりの再会を思い出します。
私だけが演じることのできる気持ちのようなものがあると思って頑張ります」と思いを伝えた。「六月博多座大歌舞伎」は6月26日(金)まで博多座で開催。チケットは発売中。
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