WEAVERサウンドとして昇華した。「収録曲の「Time Piece」は、ロンドンで感じた、日本との時間や距離感をサウンドに落とし込んだ曲ですね。右と左のチャンネルでちがったポリリズムが流れていて、それが曲が終わる時にぴたりと重なることをイメージをしながら作ったんです。リスナーとの時間や距離が埋まって、僕たちの楽しい時間がはじまるんだよっていう思いが伝われば」(杉本)。
歌詞を手がける河邉徹(Drum)も、「柔軟性の変化なのか、WEAVERというバンドが、いろんなことが歌えるようになってきているんですよね。「くちづけDiamond」も今までとはちがったキャラクターだし、以前ならこれは今のWEAVERでは歌えないなと思った歌詞も、こんな表現しても面白そうだなって広がってきた」と言う。
バンドとしてグッとアクセルを踏み込んで加速しているところで行なう、ホールツアー“WEAVER HALLTOUR 2015”。試みのあるライブになるのはまちがいない。
「今、僕らが見せたい世界観がホールという大きな場所にフィットするんです。最近のライブでは、2曲を混ぜたマッシュアップをやってみたり、3人でピアノを連弾したりと、他のバンドがやらないこともやっているんです。