鳥越裕貴&小澤亮太、注目の若手が挑む“泥臭い世界”
先日の本公演『彼女の起源』の好評も記憶に新しい劇団鹿殺し。その印象も鮮やかなまま、7月30日(木)より今度はOFFICE SHIKA PRODUCE公演の第3弾として『竹林の人々』を上演する。ミュージシャン・Coccoを主演に迎え話題を呼んだ第1弾、鳥肌実や森下くるみんなど異色キャストを迎え本格的ホラーに挑んだ第2弾に続き、今回は作・演出を手がける丸尾丸一郎の自伝的小説を完全舞台化。工務店を営む家族の元に生まれた主人公の青年が、家族、そして周囲によって歪んでゆく様を描き出した“青春物語”とのこと。
OFFICE SHIKA PRODUCEE『竹林の人々』チケット情報
劇団公演とは違い、外部からの出演者が多いこともOFFICE SHIKA PRODUCE公演の特徴だ。主人公である弟、梅竹を演じるのは近年舞台作品への出演も数多い若手俳優・鳥越裕貴。出演のきっかけが、実は少し変わっている。
鳥越「劇団鹿殺しの公演を観て、その感想をツイッターに書いたんですね。
そうしたらそれを観た鹿殺しさんの方から出演依頼が来たという。でも僕としては『もっとお芝居を勉強して、いつかその時に……』と思ってたんで、若干動揺が隠せなかったです(笑)」