くらし情報『ナビスコ杯決勝は鹿島の最多Vか、G大阪の連覇か』

ナビスコ杯決勝は鹿島の最多Vか、G大阪の連覇か

しかし、コンパクトな陣形を保つ新潟守備網を切り崩せず、逆にカウンターを食らいヒヤリとしたシーンもあった。だが、遠藤が均衡を破った。ゴール前22mやや左から遠藤の放つフリーキックが放物線を描き、ゴールネットを揺らしたのだ。57分のことである。その後も一進一退の攻防が続くも、互いにゴールは奪えず。試合終了間際にGK・守田達弥も含め総攻撃をかける新潟に対し、左SB・藤春廣輝が無人のゴールへロングシュートを決め、ジ・エンド。G大阪が合計スコア3-2で4度目のファイナル勝ち上がりを決めた。

鹿島もG大阪も『ACL』出場のため、決勝トーナメントから参戦した。
鹿島は準々決勝・FC東京戦も第1戦は2-2、第2戦は3-0と順調に勝ち進んできた。G大阪は名古屋との準々決勝で第1戦は1-1、第2戦は延長の末2-2、11人全員がキッカーを務める大激戦の末、勝ち上がってきた。準々決勝・準決勝の内容を見て、「鹿島が有利」と決め付けるのは早計と言える。決勝は一発勝負である。決勝トーナメントでは出場できなかった日本代表選手もピッチに立つ。勝負は五分だ。

10月31日(土)・埼玉スタジアム2002でキックオフを迎える『2015Jリーグヤマザキナビスコカップ』決勝・鹿島アントラーズ×ガンバ大阪のチケットは、10月16日(金)

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