元ブラジル代表ルイス・フェリペ・スコラーリ監督のもと、『ACL』連覇、『中国スーパーリーグ』6連覇に向けて、死角はない。
優勝候補筆頭と同組になる厳しい組み合わせだが、柏木は望むところだと言う。そもそも日本代表MFはグループ分けが決定していない昨年末の時点で「広州恒大とやりたい」と公言してきた。
「どうせなら、強いチームと当たった方がいい。(開幕戦もシドニーではなく) 広州恒大とやりたかった。広州には自分たちのサッカーで勝ちたい。前にやった時(2013年)にホームで勝っているので、やれるという思いも強い。広州より韓国のクラブの方が嫌だった。
バンバン蹴ってきて、間延びしてしまうので、対策を考えないといけない。広州には人数をかけて守備ブロックを作れば守れる。前線にすごい選手が揃っているが、僕が相手をするわけではない(笑)。DFに任せて、僕は攻撃でチームの勝利に貢献できるようにがんばりたい」
柏木は、今季はより攻撃的にプレーすると約束した。「消える時間をなくしたい。どこにでも顔を出す攻撃的ボランチでありたい。10点取れるボランチが理想的」
もちろん、昨年『ACL』開幕戦で敗れて、ずるずると敗退した悪循環を忘れてはいない。