キャラメルボックス『フォーゲット・ミー・ノット』撮影:伊東和則
演劇集団キャラメルボックスが「2時間の作品を2作品、同一キャストで上演」という劇団史上初の企画に挑戦している。“ダブル・チャレンジ”と銘打たれたこの公演は、2月末に大阪で開幕、3月11日(金)より東京・サンシャイン劇場で上演される。
キャラメルボックス チケット情報
8年ぶりの再演『きみがいた時間 ぼくのいく時間』、そして新作『フォーゲット・ミー・ノット』は、どちらも梶尾真治の小説シリーズ『クロノス・ジョウンターの伝説』を原作にしたもの。東京公演に先がけ、大阪公演を観た原作者の梶尾と、脚本・演出の成井豊、出演の阿部丈二、筒井俊作より以下のコメントが到着した。
<梶尾真治>
大阪公演で一足はやく鑑賞させていただきました。「きみ・ぼく」の再構成もとてもテンポが良くなっていたな、と感心しました。成井さんの手による新作も工夫を凝らしてあり、さすが、感動のクライマックスに導かれました。あえて申し上げれば設定や登場人物がだぶりますので、『きみがいた時間 ぼくのいく時間』を先に観て『フォーゲット・ミー・ノット』の順でご覧になることをお薦めします。