時空を超えて交錯(クロス)する若者たちの愛と友情を描く
「玉野さんとは、ミュージカル『ピーターパン』(唯月は9代目ピーターパンとして2013年より主演)の演出でご一緒しているのですが、『CLUB SEVEN』にもずっと憧れていたので、出演が決まって嬉しかったです」と声を弾ませる唯月。玉野作品については、「盛りだくさんの歌とダンスで、お客さんをとことん楽しませるエンターテインメント」とその魅力を語ってくれた。
インタビューの前には、ちょうどビジュアル撮影も終了。ウエストを絞った中世風の衣装に、柔らかな笑顔が印象的だ。「玉野さんから、『演じるのは一途な女の子だよ』とヒントをいただけて。ひとりの人だけをずっと想い続けている子なんだなと思って、ときめいている表情の中にも切ない気持ちを込めてみました」と、さっそく役づくりにも取り組んでいる様子だ。
ミュージカルに出演するようになった4年前からは、観劇の仕方も変わったという。「ミュージカルは同じ歌やセリフでも、一回一回が同じにはならないし、共演者とのやりとり次第で微妙に違う芝居に見えたりしますよね。
どうやったらあんな風に見えるのかなって思いますし、観劇しているときもそういうところをつい見ちゃいます」