『松本零士 戦場漫画大全』(C)松本零士
日本漫画界の巨匠・松本零士のライフワークであり、第二次世界大戦をベースに緻密なメカと戦場の悲哀を描いた短編漫画集「戦場まんがシリーズ」。そのすべてを詰め込んだ、初のガイド本『松本零士 戦場漫画大全』が12月24日(土)に発売される。
『松本零士 戦場漫画大全』発売情報
本書は全153作品を紹介。登場兵器ガイド、心に響く名言などの全153作品の徹底解説をはじめ、関連するプラモデルなどのグッズ類、カラーイラストなど様々な角度から「戦場まんがシリーズ」を紹介する。そして極めつけは、これまで単行本未収録のためファンの間では幻とされていた短編漫画『錨のない船』が再録される。1991年12月発行の雑誌『真珠湾50年』に掲載された、加賀乙彦先生の同名小説を原作にした今作の再録は大きな話題を集めるに違いない。さらに現在では絶版となっている人気書『零士のメカゾーン』から厳選した兵器イラストも多数再録するなど、松本零士ファンはもちろん、ミリタリーファンにもたまらない一冊となっている。
「戦場まんがシリーズ」全作品に込めた「機械工学に対する努力と熱意への敬意」というテーマこそが、著者の平和への願い。