デビュー10周年のJONTE、多くを学んだ舞台再び!
施鐘泰(JONTE)撮影:森 好弘
昨年5月、中山優馬主演で話題を呼んだ舞台「それいゆ」の再演が早くも決定。昭和初期、少女雑誌「少女の友」の人気画家として一世を風靡した中原淳一の生き様を描いた作品だ。初演から続投となった施鐘泰(JONTE)。音楽活動とともに、ミュージカルなど舞台でも活躍し、昨年には3年ぶりとなるアルバム「Reboot」をリリース、今年はデビュー10周年を迎える。様々な挑戦をしつつ「音楽を通して自分を表現しながら、一回りも二回りも成長できたら」と話すJONTE。初演で感じたこと、そして初めての再演となる今回の舞台への意気込みを聞いた。
「それいゆ」チケット情報
1年足らずの再演に「また、お声掛けいただき、すごくうれしいです」と笑顔を見せるJONTE。彼が演じた役柄は、天沢栄次。
日本にシャンソン音楽を普及させた歌手の高英男がモチーフで、物語の語り部でもある。戦中戦後の激動の時代、中原淳一のそばで献身的に彼を支え、また支えられつつ歌手への道を目指す。「初演では、夢を追い求めることの大切さを学ばせていただきました。音楽で自分を表現している僕にとって、刺激にもなり、信念を貫き通すことが今の自分にも大切だと感じましたね」。