中山優馬が「転機になった」と語る舞台、1年足らずで再演!
『それいゆ』を作り上げていく上で、妥協せず真摯に自分の弱さや苦手なところと向き合ってやっていくことが、自分でも美しく生きられる瞬間なのではと。すごく尊敬しますし、見習うべきところがたくさんあります」。そんな中原先生と似ている?「全然違いますね(笑)。流行に左右されるし、長いものに巻かれるし(笑)。だから中原先生でなく、ほかのキャラクターに感情移入するのが最初の入り口でした。作品に対する情熱はもちろん持っていますが、特にこだわりはなく、プライベートでは、ふわっと生きているだけです(笑)」。
初演を観た人、そして初めて観る人へのメッセージは?「初演をご覧になった方にも、観に来ていただきたいです。前回、いただいたお手紙で1番多かったのが『生き方をもう一度考えようと思いました』とか『生き方を考え直すきっかけになりました』といった内容でした。
そう思ってくださった方が今回もう一度観たら、また違うものになるかもしれない。この作品は、その観た時々によって動く感情が違うんじゃないかと思うので。初めての方も、気負いなく観ていただきたいです。今回は小倉と神戸へ。神戸はおしゃれなイメージがありますが、この舞台もすごくおしゃれです。