仕掛け人の岩代太郎が語る浦沢直樹とのコラボ!オーケストラ×漫画!?
岩代太郎
漫画とオーケストラがコラボレーションするコンサート、MANGA SYMPHONY「○」が3月31日(土)に東京・東京芸術劇場 コンサートホールで上演される。この公演は生誕90周年を迎える故・手塚治虫のトリビュートとして漫画家の浦沢直樹と公開中の映画『マンハント』の音楽を担当する作曲家、岩代太郎のふたりが初めてタッグを組むコンサートだ。仕掛人である岩代太郎に話しを聞いた。
【チケット情報はこちら】
「海外に行くとね、我々日本人が想像する以上に日本の漫画やアニメの影響力や浸透力を目の当たりにするんです。どこへ行っても日本の漫画やアニメを熱く語ってくる。これほどの影響力があって、人と人が通じ合うツールならば漫画と音楽がコラボレーションすることで国境を超えた感動が分かち合えるのでは?とこの企画を始めたんです」
岩代のこの壮大な計画、コラボレーション相手となったのは日本を代表する漫画家の浦沢直樹。「数年前深夜にTVアニメ『MONSTER』を見ていて、エンディングでフジ子・ヘミングが歌っているのを聴いて度肝を抜かれました。ピアニストが歌っている!この自由な発想に驚いた。
当然、原作者もこれでいいって言っているはずだろうから、これで俄然、浦沢さんに興味を持ったんです。