アヴィシャイ・コーエン来日公演について本人コメント到着!
まわりにいる皆んなは私の楽曲はオーケストラと合うと言ってくれていましたが、5年以上の歳月をかけて新しい編曲と楽曲を進化させるべく練り上げました」
今度東京で持たれる17人の弦楽器奏者を擁する<アヴィシャイ・コーエン・トリオwith 17ストリングス>は、過去試みてきたそうしたクラシック奏者たちとの邂逅を磨いたものとなる。『アルマー』に収録されていた2曲をはじめ、数々のマテリアルがトリオとチェンバー・オーケストラ用に新しく編曲されるという。「殆どの楽曲が私のアレンジです。私のアイディアとイメージを基に、何人かの音楽家/編曲家のちょっとした何かが足されていたりもします」
様々な楽曲素材をめくるめくチェンバー・オーケストラと紐解くその出し物は、多様な文化や音楽様式を思うまま超え、結果的にコントラバス、そしてジャズという楽器や表現の自由な可能性を浮き上がらせるものになるに違いない。「一連の活動は様々な文化や音楽のスタイルを求める長い旅路なんです。それを求めるからこそ、私は音楽家たりえると思っています。音楽が発展していくことや動いていくのを止めることはできませんし、それは私を高みへと導いていってくれます」