東京で68万人を動員した『フェルメール展』がいよいよ大阪で開催!
と語った。
最後にフェルメールの魅力について石原は「私は、美術館に行くと必ず音声ガイドを付けて、歴史や文化などその絵の背景を聞くことで想像を膨らませながら観るのが好きです。また、私はお芝居の仕事でカメラの前に立つことが多いので、モデルの女性たちはフェルメールからどういうオーダーを受けたんだろうか、どのぐらい静止していたんだろうかと考えながら観たりするんですが、歴史を知らなくても、ただ好きか嫌いか感じるだけでもいいと思いますし、どんな見方でも正解だと思うので、ぜひ足を運んでいただいて本物に触れてほしいと思います」と語っていた。
本展覧会では、初来日となる「取り持ち女」や大阪展のみの展示作品「恋文」以外にも、「手紙を書く女」などフェルメール作品6点に加え、ハブリエル・メツーら17世紀オランダ絵画39点も展示されている。
『フェルメール展』は、2月16日(土)より5月12日(日)まで大阪市立美術館にて開催。取材・文:華崎陽子