『クマのプーさん展』があべのハルカス美術館で開催!
「クマのプーさん」と「プー横丁にたった家」からセレクトされた原画と、それにまつわる造作が展示されている。プーさんがモモンガーの足跡を追いかけるシーンの木と足跡が再現されていたり、橋の上からクリストファーとプーさんが小枝を落とすシーンの展示では、その橋の上に立つことができるなど“体験型”の展示も用意されている。
第3章では「物語る術」と題し、ミルンの文章とシェパードの原画を並べて展示。いかにしてシェパードがミルンのユーモアを際立たせ、文章を補う挿絵を描いていたのか、シェパードならではの技法を紹介している。さらに第4章では、ベストセラーとなった初版本や貴重本を展示し、世界中で愛され続ける“本”の魅力に迫っている。第5章では、世界各国のプーさんを展示。
シェパードによる貴重な鉛筆画の展示と、ミルンとシェパードが作り上げた「クマのプーさん」の世界の再現によって、「クマのプーさん」がどれだけ愛されているのかを実感することができる展覧会になっている。
『クマのプーさん展』は、4月27日(土)より6月30日(日)まで、あべのハルカス美術館にて開催。
取材・文:華崎陽子