名作『ボディガード』のヒロイン役にMay J.が挑む
1992年に大ヒットを記録した映画『ボディガード』を舞台化。2019年の英国キャスト来日公演に続き、翌年には待望の日本キャスト公演が実現した。しかしコロナ禍の影響でそのほとんどの上演が中止。念願の再演を前に、新たにレイチェル・マロン役に決まったMayJ.に話を訊いた。
シンガーソングライターとして活躍し、2014年の映画『アナと雪の女王』の日本語版主題歌を担当したことで、一気に注目を集めたMay J.。昨年は「ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』Season2」で初舞台、新たな境地を開いた。
「これまで“May J.”としてしか舞台に立ったことがなかったので、そうじゃない瞬間というのがとても新鮮でした。なぜ彼女がこの言葉を発したのか?セリフの一つひとつに理由があり、それを考えることは、歌詞を解釈していく作業とどこか似ていて……。
自分なりのストーリーを作って演じることを意識しましたし、またそれがとても楽しかったんです」
そんなMay J.の次なる挑戦は、名作『ボディガード』のヒロイン役。長年色褪せない本作の魅力を、彼女はこう語る。
「やっぱり音楽の魅力は大きいと思います。