室龍太、笑いの金メダル目指し「ゴン攻めで頑張る!」
果たして無事オンエアとなるのか!?
自然体の大阪弁でツッコミに徹する室龍太。座長がどんな些細なダジャレにも素早く反応するから、キャストらも安心して小ボケを連発する。室と対となり歌やダンスも披露する古謝那伊留(関西ジャニーズJr.)はネットに強いZ世代のAD役。川久保拓司は横文字を多用するお調子者のプロデューサー、六角慎司は職人気質の熱い総合演出、酒井敏也はエキセントリックな大御所作家と、いずれも分かりやすく誇張された役作りが楽しい。即興劇でははんにゃの金田哲がお笑い芸人としての本領発揮、石垣佑磨は持ち前の芝居心でコミカルだけでなくシリアスなドラマパートも支える。唯一の女性キャストの田中真琴が演じる乙女心にも注目だ。
主演の室は「やっぱり最大の笑いのポイントは即興劇。日によってテーマが違うのが見どころです。
皆で作った作品で、金・銀・銅と3種類のメダルを取りたい。ひとりでも多くの方に観ていただきたいですし、感染予防対策をしっかりしながら、ゴン攻めで頑張ります!」とアピール。
大阪公演を経て、現在は8月22日(日)まで東京・銀座 博品館劇場で上演中。8月24日(火)・25日(水)京都劇場にて上演。チケット発売中。
取材・文:石橋法子