岡田将生が世代を超えて愛される名作戯曲の難役に挑む!
トムが語る言葉によってさまざまな記憶や家族の姿が表れてくる構成の舞台。「姉のことが大好きで、姉を置いていってしまった後悔から始まったお芝居なんじゃないかなと感じながら、トムという役を咀嚼しながら作っています。母のアマンダと姉のローラが、トムにとっていかに大切な存在だったか、お客様に伝われば嬉しいですね」
共演者の倉科カナを「姉上」と呼んでいると明かした岡田。「共演者の皆様、とても優しい方ばかりで、自然と家族になっている感じですね。絶妙な距離感がたまらないです。そして劇場全体が家族の一員の感覚でやれたらいいなと思っています。舞台はそういう感覚が、より一層感じられる場所であり時間だと思ってますし。チケット代は決して安くはないと思うのですが、とにかく後悔はさせたくないという思いで毎回立たせて頂いてます。
いろいろな感情を感じて頂ける作品だとは思いますが、最後に家族が織りなす優しい空気を感じてもらえるよう誠心誠意演じたいと思っています。ぜひ劇場でお会いしましょう」
公演は12月12日(日)~30日(木)東京・シアタークリエ、1月6日(木)~12日(水)福岡・博多座、1月14日(木)~16日(日)