全てを一新し生まれ変わった小沢道成ひとり芝居『鶴かもしれない2022』開幕
と、映像ディレクターの谷口恒平とともに歩んできたメイキング映像も、今週末の千穐楽と共に最終回を迎える。
■小沢道成コメント
本多劇場へやって来ました。
舞台美術・衣裳・ヘアメイク・照明・音響・ロビー、全てが揃った風景を目の前に、今、このコメントを書いています。
思い返せば、本多劇場と僕の強烈な思い出は、2020年6月に参加した無観客生配信の時のことです。
誰も椅子に座っていない、笑い声も聞こえない、そんな中で上演した忘れられない出来事。
今、劇場の椅子に座りながら、なんだかあの時よりもあたたかく感じています。
あれから数々の舞台が上演され、それを観に劇場へ来た方がいるからなのでしょう。
上演し続ける人たちがいて、それを観にくる人たちがいて、やっと劇場の空気が出来上がる。
僕もその一員になれたらいいな、あたたかさを繋げていきたいな、そんなことを思いながら、今から始まる怒涛の本番に励むわけです。呼ばれました、行ってきます。
5日間だけの上演、儚いけども贅沢で楽しい時間をお届けします。
上演は2月27日(日)まで。チケットぴあでは各公演前日までチケットを発売中。
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