ミュージカルで宇宙へ! 『銀河鉄道999 THE MUSICAL』制作発表
4月開幕の舞台『銀河鉄道999 THE MUSICAL』の制作発表が、オンラインにて開催された。漫画家・松本零士が生んだ大ヒット作品、その劇場版(79年公開)をベースにオリジナルストーリーを加えた新たな物語で、スリーナインの世界がミュージカルとなって再誕する。会見では脚本・歌詞を手がける高橋亜子のコメント紹介、演出を担う小山ゆうなの挨拶に続いて、音楽監督を務めるミッキー吉野と主人公・星野鉄郎を演じる中川晃教が登場。吉野のキーボード演奏で、中川が美声を響かせて本作のメインテーマとなる楽曲『マイ・ディグニティ』を披露した。爽快なメロディの高揚感を残したまま、あらためて中川と、メーテル役の花總まり、機械伯爵役の佐藤流司、クレア役の梅田彩佳の主要キャストが登場し、本作への思いを語った。
2018年、19年上演の舞台に続き、三度目の鉄郎役に挑む中川は「僕自身は39歳だけど(笑)、16歳を精一杯生きていきたいです」と朗らかに宣言。
「素晴らしい出会いの中で、気づきを得ていく。そして未来へとまた旅を進めていく、希望に満ちた、人間臭さもあるキャラクターをミュージカルで精一杯お見せしたい」(中川)
当初メーテル役に予定されていた神田沙也加の逝去により、本役を引き受けた花總は「とても複雑な気持ちでしたが、神田さんが演じるのを楽しみにしていた役。