福士蒼汰×宮野真守「お祭り騒ぎ楽しんで」新感線『神州無頼街』東京凱旋前に
とここにいたる道のりを振り返る。
この二人をよく知る中島が登場人物に当て書きしたのが本作で、福士は清水次郎長の怪我を治した博識の若き町医者・秋津永流(あきつながる)を、宮野は陽気でお調子者の口出し屋・草臥(そうが)を演じる。宮野は「キャラクターの裏にどんな想いがあるのか、二人で話し合って細かい設定をつくりました。表情から感じ取ってもらえたら」と舞台裏を明かし、福士も「舞台が終わっても、バディの行く末に想像を膨らませてもらえるようなラストになっています」と微笑む。
華麗に舞う“棒術”をはじめ、各種アクションに挑む福士は「心残りだった『髑髏城』から早乙女太一くんに弟子入りして稽古を続けて来ました。教わったことが発揮できているんじゃないかな」とコメント。実物のギターをかき鳴らす豊富な歌唱シーンを“マモライ”と呼ばれ、照れ笑いを浮かべた宮野は「ロック、ジャズ、ミュージカル調、いろんなジャンルの楽曲が聴きどころでもあります」と述べ、最後に二人で「にぎやかで大迫力の“お祭り騒ぎ”をぜひ楽しんでください」とメッセージを送った。大千秋楽は5月28日(土)、東京・東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)