ミュージカル『モダン・ミリー』が“大幅な延期”を経て上演へ
などと意気込んでいた。
ジミー・スミス役の中河内雅貴も「2年前は心が苦しかった時期でもありました。この作品はとてもハッピーな作品で、辛い時にもこの作品の楽曲を聞き直して、自分自身、救われた部分がありました。きっと観てくださるお客様の心もハッピーにしてくれる。ぜひとも劇場に足を運んでいただいて、明日への活力になるような存在でいたいなと思います」と熱弁をふるった。
そんな中、ミリーの就職先の社長であるトレヴァー・グレイドン役の廣瀬友祐が「良いのか悪いのか、まったくこの作品の記憶がなくてですね......久々に台本を見たんですが、記憶はありませんでした」と正直に明かすと、会場からは笑い声が聞かれた。それに対し、ミセス・ミアーズ役の一路真輝は「(公演中止という)あの時のショックはかなりダメージとして残っておりまして、それもあってか、私は結構鮮明に覚えておりまして。朝夏さんのタップ、廣瀬くんの不思議な役作り、保坂さんの可愛らしい歩き方。
全て忘れていないですよ」と話していた。
本作の見どころについて、演出の小林は「金太郎飴のように、どこを切りとってもブロードウェイミュージカルの楽しさが詰まっている。