桜井玲香がミュージカル単独初主演「自信を持って頑張りたい」
に飛ばされる…。
桜井演じるドロシーは気の強いお嬢様で、“バリバリ”のプロ志向だという。「バリキャリ志向でも意外とドジで、決して完璧ではない子だろうなと。今までのドロシーのイメージが変わると思います」。宮川彬良が手掛ける音楽にも注目で、桜井は「私やキャストの歌声を聴いてから曲を作られるとのことで、実際にお会いして歌わせていただきました。どうなるのかすごく楽しみです」と期待を膨らませる。
2019年に乃木坂46を卒業後、数々のミュージカルに出演。「今思えば、知らないことは強いなと思うぐらい最初は突っ走れたんです。
でも、ある作品で帝国劇場に立たせていただいて、帝劇のレベルの高さを肌で感じ、自分の無知や至らなさを痛感してトラウマになるぐらいにへこみました。それでも続けさせてもらえているのは、何か意味があるから。これからもしっかりと舞台に向き合っていきたいです」と熱を込める。
『オズの魔法使い』の登場人物たちは、知識や勇気など、自分にはないと思い込んでいたものが、実はあったことに気づいていく。桜井がないと思っていて発見したことについて聞いてみると、「舞台でのハプニング対応力ですね。“出落ち”の逆をやってしまったんです。