久保田秀敏×岩城直弥『文劇』は「見えない会話を大切に」
左から、久保田秀敏、岩城直弥撮影:森 好弘
舞台『文豪とアルケミスト 嘆キ人ノ廻旋(ロンド)』が、9月2日(金)に東京・品川プリンスホテル ステラボールにて開幕、大阪公演は9月17日(土)から森ノ宮ピロティホールにて上演される。主演で芥川龍之介役の久保田秀敏、菊池寛役の岩城直弥に話を聞いた。
舞台「文豪とアルケミスト 嘆キ人ノ廻旋(ロンド)」 チケット情報
本作は、人々の記憶から文学が奪われる前に、文豪と共に敵である“侵蝕者”から文学書を守りぬくことを目指すDMM GAMESで配信中の文豪転生シミュレーションゲーム『文豪とアルケミスト』を原作にした舞台。脚本をなるせゆうせい、演出を吉谷晃太朗が手掛ける。
今作がシリーズ4作目の出演で、主演を務める久保田は、舞台「文豪とアルケミスト」の魅力について「原作ゲームの持つキャラクターの魅力やストーリー性はもちろんですが、なるせさんの脚本、吉谷さんの演出によるものは大きいと思います。ただの原作ものではなく、脚本にはその時期の世情も反映されている。今作もそうで、登場人物たちはそれぞれの正義があって、そのぶつかり合いが争いになります。だけど解決に必要なのは武力ではなく、対話なんですよね。