世界最古のオルゴールが半田に!クラウドファンディングでの復元プロジェクトも。
「京都嵐山オルゴール博物館」が全国での企画巡回展を企画し、半田赤レンガ建物での開催が10/6(木)に決定、同時にクラウドファンディングによる貴重なオルゴールの復元プロジェクトも実施する。
オルゴール、というと宝石箱やオブジェなどでお馴染みなのではないだろうか。
しかし展覧会では、これまで見たことがない「オルゴール」の数々が展示される。
そもそもオルゴールとは、ゼンマイの力を動力源として、調律された鋼鉄の板(櫛歯)を弾いて音楽を演奏する「自動演奏装置」となる。
200年以上も前に登場しており、1796年にスイスの時計職人によって発明されたのがはじまりだという。
少ない音数で単純なメロディを演奏することしかできなかった初期から、需要の高まりにあわせて本格的な演奏装置として発展。多種多様なオルゴールが製作されることとなった。
展覧会では、わずか直径3cmの印章に内蔵されている世界最古のオルゴールから、ゼンマイを動力に動くオートマタ(自動人形)まで、貴重な50点のコレクションが展示される。
また博物館の貴重なコレクションを復元するためのクラウドファンディングが実施中だ。
復元には、音の調律から木工技術、はては人形の顔や洋服を修復する技術までもが必要となる。