この展覧会では、実際の街並みの雰囲気やスケール感とともにバンクシーの絵を見て頂くことで、その活動の意図を想像してほしい」と本展企画プロデューサーの落合氏(日本テレビ放送網グローバルビジネス局イベント事業部)。舞台美術や映画・テレビのセットを手がけるプロ集団によって、錆、雑草、埃っぽさなど細部まで再現されたリアルな街角も本展の大きな見どころだ。
開会式には、福岡展公式サポーターを務める女優・筧美和子(かけいみわこ)も登場。
「“まるで映画のような”没入型の展覧会は、まさに旅をしているような新感覚です。1年前に東京展を見たのですが、福岡展ではさらに理解の幅が広がり、バンクシーは本当に奥が深いと感じました。きっとみなさんも“バンクシーって誰?”と想像をかき立てられるのではないでしょうか。また会場のいろんなところに隠れねずみ(スポットライトの中で動く)がいるので、それも探しみてほしいです」と語ってくれた。
本展覧会は、一部作品を除きすべて撮影OK。
アンバサダーを務める中村倫也の音声ガイド(600円/所要時間:約30分)を聞きながら、旅気分でバンクシーの作品世界を体感してみては。
3月26日(日)まで福岡アジア美術館にて開催。チケットは発売中。