は「日本に来るのが夢でした。渋谷の中心に私たちの『ウエスト・サイド・ストーリー』の広告が出ているのを見て......さらに開幕が待ちきれません」などと話し、興奮冷めやらぬ様子だ。
2人によれば、新演出はオリジナルのストーリーラインは変わらず、映画版にあるようなカラフルなシーンや演出が反映されており「より美しく見える」という。それぞれが思う『ウエスト・サイド・ストーリー』の魅力について、ジェイドンは「それぞれいろいろな苦悩やエピソードがあるが、それをダンスや演技で表現しきっているところが素晴らしいと思う」と話し、メラニーは自身がプエルトリコ人であることに触れつつ、作品が描く人種間の差別や対立といった社会問題や文化的な背景が心に響くと語っていた。
東京公演は7月23日(日)まで。高崎公演は7月31日(月)~8月2日(水)、高崎芸術劇場 大劇場。大阪公演は8月5日(土)、6日(日)、オリックス劇場。これぞミュージカルの原点というべき作品、ぜひお見逃しなく!取材・文:五月女菜穂