くらし情報『東京産の豚革で作るアクセサリー。 Selieu が咲かせる魅力。』

2016年7月12日 00:30

東京産の豚革で作るアクセサリー。 Selieu が咲かせる魅力。

豚革との出会いは趣味のコサージュ作りでした。布でコサージュを作っていた時、試しに革の端切れを入れてみたら素材感のコントラストが面白く、ホームセンターで様々な種類の革を購入し実験した結果、しなやかで鮮やかな豚革にたどり着きます。購入した革の販売元を見て、墨田区の工場の存在、豚革が東京の副産物であるということを知ったそう。ちなみに古くから豚革の生産地として賑わってきた墨田区ですが、昨今は騒音や匂い、職人の高齢化などの問題で工場が減りつつあり、今では豚革なめし工場は10軒ほどしかありません。一枚の革が花になるまでSelieuの特徴である今にも咲きそうな蕾や鮮やかな花、これらはすべて手作業で作られています。
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基礎となるパーツは職人さんに作ってもらったオリジナルの金型とプレス機を使用してくりぬかれていきます。細かいものは小指の爪ほどの大きさ。四つ葉にくりぬいたパーツを金属のコテで押し付けながら、花びらになるよう一枚一枚丸めていきます。
水を含ませ柔らかくした豚革はくるくると花びらに変化していき、異なる大きさを組み合わせて最後にコーティングをすることで、写真のような蕾のパーツが完成します。
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パンチングした後の豚革はまるでレースのようで、これだけでも何か作れそうな予感がしませんか?柔らかな豚革にオリジナルの金具、繊細な手作業の連続。

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