東京駅にも導入!マンション地震対策の最新兵器「免震構造」って?
「安産祈願を安全に」ということなのだそうです。
建物全体が地盤から切り離され、間に積層ゴム・弾性すべり支承・オイルダンパーといった免震装置が設置されています。
隙間部分に設けられたエキスパンションジョイントは、大きな揺れがあった場合も隙間の上に設置されたカバーが外れるだけで済み、建物に深刻なダメージを与えることを防止します。
■ 実は東京駅にも導入されている免震構造
免震構造を導入した建物で最も有名なのが東京駅丸の内駅舎です。
ばりろく / PIXTA(ピクスタ)
東京駅では平成19年4月から平成24年10月にかけて駅舎の保存復元工事を実施し、大正3年に開業した当時の姿を再現しました。
その際に建物全体をジャッキで持ち上げて約350台の免震装置を設置し、巨大地震が発生しても耐えうるような構造に改められています。
免震構造は巨大地震に対して有効であることが実証されており、今後は免震マンションも増えてくると思います。住まい選びの際に注目してみてはいかがでしょうか。
【参考】
※参詣者の安全を最優先し境内全体を免震化水天宮の建替計画において境内を一新した建替えが完了