新築マンションの不動産広告が肝心な点をぼかす理由とは?
不動産というものは高額であるのでどうしても慎重になってしまうもので、その中で「買います」「借ります」と言わせるために営業は様々なテクニックを駆使します。
今回は、新築マンションの不動産広告が「肝心な点をわざとぼかす」ことについてお話します。
不動産取引において正直であることはもちろん大切なことですが、最初の内はぼかしておいた方がいいものもあるのです。
■ 「肝心な点をぼかす」不動産の広告
tkc-taka / PIXTA(ピクスタ)
先日筆者はたまたま乗車していた電車内で新築マンションの不動産広告に注意を引かれました。
「東京23区」「大手町〇分」「□□□線直通」「△△△線始発」「「2駅2路線利用可」「南向き」という言葉がデカデカと並んでいますが、肝心の最寄り駅がどこにも見当たりません。(恐らく見えないくらいの小さい字でどこかに書いてあるとは思います)
不動産の営業を長くやっているとこれだけでおおよその場所とざっくりとした周辺環境までイメージできますが、一般の人にそこまで求めるのは無理でしょう。
利用者のことを無視した不親切な広告と思いがちですが、こういう「肝心な点をぼかす」