国勢調査は今年で20回目!実は個人情報保護法の対象外だった
今年は、5年に1度の国勢調査が行われる年です。ちなみに今回で20回目。
初めて国勢調査が行われたのは大正9年(1920)ですが、そのときの日本の人口は5,596万3,053人でした。
前回の2010年の調査では1億2,805万7,352人でしたので、95年で人口が倍以上に増えたということになります。さて、5年たった今回はどうなっているでしょう?
■国勢調査が行われている理由
そもそも国勢調査は、人口や世帯の最新の実態を明らかにするために行われるものです。
今回の調査の速報結果は来年(2016年)2月に公表されますが、年齢別の人口や世帯の状況などは国や都道府県、市町村の行政基礎資料として活用されるほか、起業の活動や学術的な分野など幅広く利用され、私たちの暮らしに役立てられます。
現在の実態を正しく把握しなければなりませんから、すべての人が正しく調査項目に回答する必要があります。
■実は個人情報保護法の対象外
とはいえ、「名前や住所、電話番号のほかに、学歴や年収まで答えるなんて、プライベートに踏み込み過ぎでは……?」「個人情報保護法があるんだから、答えなくたっていいんじゃないの?」