「食べられる環境」なのに平均6%の子どもが朝食を食べない理由
情報機器だけが原因ではありませんが、翌朝に心地よく目覚めるためにも、時間の切り替え方について話し合うべき。また、眠気を誘う静かな環境をつくるのも大事ですね。
■朝食の見た目を大きく変えて子どもに興味を持たせよう
忙しい朝のメニューは、どうしてもマンネリ化しがち。でも、見た目で気を引くメニューにしてみるなど、朝食づくりに参加させるのもよい方法です。
そして「お手伝いするぐらいならいらない」という子どもには、インパクトで勝負。
カフェ飯のようにワンプレートで盛りつけてみたり、きれいなペーパーナプキンをトーストの下に敷いたり、それだけでも見た目はガラッと変わります。
働くお母さんが多い時代ですから、朝は多忙。昭和の時代のように、お味噌汁のネギを刻む音や卵焼きの匂いで目をさますことのできる家族ばかりとは限りません。
しかし子どもの聴覚や臭覚は大人より鋭いので、音や匂いで目覚めさせるのは効果的。惣菜パンをそのまま食べさせるだけでなく、トースターでさっと焼くだけでも香りが食欲を刺激します。ちょっと工夫をすれば、それがテーブルに座って朝食を食べるきっかけになるかも。週に1度でも試してみてはいかがでしょうか。