90%が実感!相手の目を「10分間」見つめ続けると幻覚が出現
「じっと目を見つめ合う」という行為にはロマンティックイメージがありますが、『Daily Mail Online』によると、相手の目を10分間見つめていると幻覚を見ることが最近の研究で判明したのだそうです。
見つめ続けることで脳の認識に変化が起き、歪んだ顔やモンスターの顔が見えてくることすらあるのだとか。子どものころには「相手の目を見て話しなさい」と叱られたものですが、もしかするとそれはとても危険なことだったのかも!?
■10分間お互いに見つめ合う実験
実験は、イタリア・ウルビーノ大学のジョバンニ・カプト氏によって行われました。
集められた20名のボランティアが薄暗い部屋でペアになり、お互いの目を10分間見つめ合い続けたというもの。
ボランティアは実験の目的を知らず、ただ「瞑想のプログラム」と告げられていただけ。それぞれのペア間の距離は1メートルほど。色がわかりにくい程度まで照明を落としたのは、そうすることで相手の顔のつくりをよりはっきりさせる効果があるからだとか。
一方、別の20名のグループは、同じような照明の部屋で、10分間なにもない壁を見つめるよう指示されました。
そして10分後、それぞれのボランティアに「なにを見たか」