イギリスでも大きい男女の賃金格差!女性は1日100分ただ働き
男性は平均4,898ユーロ(約66万円)のボーナスに対し女性は2,531ユーロ(約34万円)と、全ての役職において2倍近くの差があります。
CMIで調査を執り行ったXpertHRのコンテンツディレクター、マーク・クレール氏によると、1970年に初めて同一賃金法が実施されてから、45年もの歳月が過ぎたにも関わらず、男女間の賃金格差はまだ解消されてないとコメントしています。
加えて彼は、多くの従業員は自分の組織がどれだけ酷い環境であるかを知りたくないという傾向にあると言います。
■男女間の賃金格差をなくすための新政策
デービッド・キャメロン首相は先月、一世代で男女間の賃金格差をなくすことを誓い、来年の初め半年に政府は、250名以上の従業員を抱えるあらゆる企業に職場の賃金差を開示させるという新しい規定を導入する予定です。
キャメロン首相は、男女間の格差に日光を当て、変化に必要な圧力をつくり、女性の賃金を引き上げる旨を語りました。
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日本は女性の社会進出では遅れているといわれ、男女の賃金格差も大きい国のひとつです。
イギリスは日本にくらべれば格差が比較的小さいのですが、それでもまだまだ埋めるべき差があります。