くらし情報『5秒ルールは嘘だった!すぐに拾っても菌の数は変わらないと判明』

2015年9月25日 22:00

5秒ルールは嘘だった!すぐに拾っても菌の数は変わらないと判明

を信じている

2003年の調査では、男性では56%、女性では70%が5秒ルールに親しんでいると回答しています。床に食べものを落としてしまった場合、男性よりも女性の方が拾って食べる割合が大きいそうです。では、床に落ちたものは本当に食べても大丈夫なのでしょうか?

■「5秒ルール」について最初に調査したのは女子高生!

5秒ルールについての最初の研究報告を行ったのは、イリノイ大学で研究生をしていた女子高生、ジリアン・クラークさんでした。クラークさんと彼女の仲間たちは、床のタイルの上にバクテリアを植菌し、その後のタイルの上にグミベアーやクッキーを置きました。

置く時間を変えて、細菌が食べものに移る時間を調べたところ、5秒以内に菌が食べものに付着することがわかったそうです。しかし、どれくらいの細菌が食べものについていたのかについては報告していないため、有害な量であるかどうかはわかりませんでした。

■拾うまでの時間で菌の数は変わらないことが明らかに

2007年、クレムゾン大学のポール・ダーソン研究室は、この5秒ルールについての調査を行いました。調査の目的は、食べものが床に落ちてから拾うまでの時間が、本当に食べ物についたバクテリアの数に関係があるのかということを調べること。

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