クラゲ誕生はゴキブリの2億年も前?身近な動物の歴史を大調査!
にまとめられています。
■7:ヒト(20万年前)
現生人類であるホモ・サピエンスが他の種から分化したのは、およそ20万年前。当時はネアンデルタール人など他にも人類はいましたが、ホモ・サピエンスだけが絶滅を逃れ現代まで生き延びました。
■8:イヌ(1万5,000年前)
ネコに比べるとイヌの方がやや歴史が古いとされていますが、祖先であるオオカミからいつごろ枝分かれしたのかについては、いまだに研究と議論が続いています。最新の研究によると、およそ1万5,000年前ごろに家畜化されたのではという説が有力です。
■9:ネコ(1万年前)
人類のパートナーとして長い歴史を持ち、現代でも飼っている人の多いネコ。
人間と暮らしているさまざまな品種のネコは、大きく「イエネコ」という種類にまとめられています。イエネコを祖先に持つリビアヤマネコが人間のペットになったのは、遺伝子解析によればおよそ1万年前。
人類が農業を営み始めるのと同じころだと判明しています。
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長い時間を生き延びているということは、それだけ進化の競争を勝ち抜いてきたということ。どんな動物の姿にも、長い歴史の重みが織り込まれているのです。