電卓のクリアキーで見抜く?簡単に数字の得意度がわかる計算問題
こんにちは。深沢真太郎です。
ビジネスパーソンを数と論理に強くする「ビジネス数学」を提唱する、教育コンサルタントです。
さっそくですが、1つ簡単な計算問題をご用意しましたので、ちょっとチャレンジしてみませんか。
あぁ、電卓はぜひご活用ください。それでは、まいりましょう。
■数字が「得意か苦手か」わかる計算問題
「ある店の前月の平均客単価は1,300円、来店者数は1,250人、購入率は3.0%でした。今月はオフシーズンのため、来店者数は2割減が予測されます。
平均客単価はキープしつつ、購入率は1.5倍にアップさせたら今月の売上げは前月の何%増えるでしょうか(ただし、ここでは電卓のメモリー機能は使用不可です)」
……私は仕事柄、多くの企業で社員研修をお預かりします。
その際のアイスブレイク、あるいはウォ−ミングアップとしてこんな問題をみなさんにやっていただくことがよくあるのです。
しかし、実はこんな簡単な問題ひとつで、受講者のレベルが高いか、(失礼ながら)数字が苦手な方たちかがすぐに把握できます。
■「9割」のビジネスパーソンがする行為
「まず前月の売上高は……
(前月の平均客単価)