唾液は1日に1リットル分泌される!11種類の体液に関する秘密
血液をはじめとする体液は、私たちの生存に絶対に不可欠なものですが、それらについて考えることはあまりないはず。でも、誰の体内に流れている体液には、どんな働きがあるのでしょう?11種類の体液について見てみましょう。
■1:胆汁(たんじゅう)は1日に600ミリリットル分泌される
肝臓でつくられ、胆のうに一時貯蔵、濃縮される黄褐色の液体が胆汁。色は濃い茶色から濃い緑色で、1日に600ミリリットル分泌され、脂肪を消化する大切な役割を果たします。
■2:血液の量は成人で約6リットル
もっとも重要な体液といわれる血液。成人の血液量は約6リットルで、酸素を細胞に送ったり、二酸化炭素のような代謝廃棄物を運んだり、感染症と戦う白血球、ブドウ糖、ホルモンなどの物質を体に送り込みます。
また血液には、血小板や凝固因子と呼ばれるものが含まれていて、出血を止める働きをします。
■3:月経血は約42年間にわたって出て行く
女性は一生のうち、平均28日周期で約42年間月経があります。
一回ごとの月経血量は40ミリリットル、その半分は血液で、もう半分は尿道の内壁、膣の粘液や分泌物です。
月経血量が多すぎると貧血に。