くらし情報『仕事でよく使われる「数日」って何日?意外と知らない数字の定義』

2015年11月18日 21:00

仕事でよく使われる「数日」って何日?意外と知らない数字の定義

そんなことからもわかるとおり、「数日」という表現は、実際にはもう少し範囲を限定して使われているようです。

■調査で「数日」の平均は3.4日と判明

というわけで言葉の定義としては「2~10日」、あとは使う人の感覚にゆだねられる「数日」ですが、実際に使うとき、どれくらいの時間を意識して使う人が多いのでしょうか?

2002年に行われた世論調査では、「2~3日」と答えた人がもっとも多く、平均は「3.4日」でした。これは若い世代ほど短い傾向にあり、60歳以上の人では「4~5日」「5~6日」と答えた人も多くいたそうです。

また、「1~2日」「6~7日」「1週間以上」という選択肢も用意されていましたが、選んだ人はほとんどいなかったとのこと。現代では、「数日」とは2~6日程度を指して使われることが多いようです。

この「数日」の感覚は短くなる傾向にあります。情報化によって、現代人は時間の感覚がどんどん短くなっているのかもしれません。



「数日で返事をしてね」といわれた場合、人によっては4日くらいは待ってくれるかもしれませんが、2、3日程度で返事をするのが無難なようです。
しかし、いずれにせよ何日のことを指しているのかはっきりとしない表現です。

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