数字には裏がある!回答と本音が大違いな街頭インタビューの実態
どういうことか、説明します。
■街頭インタビューの回答実態
今回の調査は、街頭インタビューでした。そもそも、女性たちはこんな「余計なお世話」なインタビューに本音で答えるのでしょうか。
「こんな失礼な調査、適当に答えておけばいいや」
「中途半端に多い人数を答えるとなんだかイメージ悪そうだし、少なめに答えておこう」
そんな心理状態のなかで答えた数字であることが想像できます。つまり、この平均4.5人という数字には、人の感情が込められている可能性が高いのです。
逆にこの調査を男性にしたとしましょう。
「さすがに0人とは答えにくいな……」
「ちょっと多めに言っちゃおうかな」
もしかしたら、そんな心理がはたらくかもしれません。
イメージを守りたい女性、見栄っ張りでプライドの高い男性。
そんなインサイトまで考慮すれば、今回の調査で得られた平均4.5人という数字が、「何も語らない数字」である可能性は極めて高いですね。実際、このようなアンケートをすると男性は実態の3倍の人数を言い、女性は実態の1/3の人数を言うといった俗説もあります。
その数字は、いつ、どんな状況で、どんな手法で、誰の、どんな気分のときに、誕生したものなのか。