くらし情報『世界的に見ると日本の万単位はレア表現?外国人が戸惑う数字の桁』

世界的に見ると日本の万単位はレア表現?外国人が戸惑う数字の桁

ぽんさんによると、英語、フランス語、ドイツ語、またロシア語やベトナム語などでも、数字の桁は『千』でひと区切りなのだそう。これらの言語ではゼロ3つで桁が変わっていきます。

例えば、英語なら1,000で『thousand』、10,000で『ten thousand』ですよね。そして1,000,000で『million』と、ゼロ6つで桁の呼び方が変わります。このように『千』でひと区切りにする言語が多いのです。

対して日本はゼロ4つごとに桁が変わります。ゼロ4つで1万、そして10万、100万と増え、ゼロ8つで1億に変わります。

これが「千ひと区切り」の国々の人からすると非常にわかりにくいのです。
中級や上級の日本語学習者でも1万のことを「10千」と言ってしまう人が少なくないそうです。



ちなみに中国語と韓国語は日本語とほぼ同じ数え方ですが、タイ語は100万までそれぞれ桁を表す言葉が別々にあり、それ以上は2つの桁を組み合わせて表現するのだとか。それも勉強するのが大変そうです。

ふだん何気なく口にしている数字の桁ですが、言語によってこんなに違うものだとは思いませんでした。他の国の言葉を勉強するとき、気をつけてみるとおもしろいかもしれません。

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