実はカロリー計算しても無意味?カロリーにまつわる5つの新事実
食べたものを消化するときにもエネルギーは使われますが、そのエネルギーの消費量は食品によってさまざま。なにかを食べたら、必ずそのカロリーが体に蓄えられるわけではないのです。食品に表示されているカロリーはあくまで目安と考えましょう。
■3:カロリーは同じでも満腹感は同じじゃない
なにを食べても同じ満腹感が得られるわけではありません。たとえば同じ200キロカロリーでも、ジャムを塗ったトーストより、ポーチドエッグと全粒粉のトーストの方が腹もちがいいのです。
理由は、糖質とたんぱく質では消化される速度が違うから。糖質の方が速く消化されるのです。カロリーを気にするよりも、腹もちするものを選んだほうが間食を減らせます。
■4:カロリー計算で健康な食生活が損なわれる
カロリー計算に慣れてしまうと、自然な食欲がわからなくなってしまうといいます。
カロリー計算をしながらダイエットすると、食べものを口にするたびにカロリーをチェックし、頭で自分に「食べてもいい」と許可を出すことになります。これを続けていくと、カロリーを見ないと食べものが食べられなくなり、「食べたい」と感じる自然な気持ちがなくなってしまうのです。