100歳まで健康に生きるには?コツは人間の理想食3本柱にアリ
いちばんの良質なたんぱく質食品とされるのが卵とシジミで、プロテインスコアは100。その後サンマ96、イワシ91と続きます。豚肉や鶏肉は90台、牛肉は80台ですが、肉や魚はさほど大差はないとのこと。
しかし、大豆などの植物性たんぱく質になるとスコアの点数はグッと低くなり、たんぱく質としては動物性食品に劣るようです。ヒトフードの「高たんぱく」摂取を目指すためには、やはり動物性のたんぱく質は欠かせないということがわかります。
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その他、著書の前田先生の提唱する「知的粗食」のすすめなど、本書には生活習慣病を遠ざける食生活や無理のない適度な運動方法などが詳しく書かれています。
88歳の現役医師の著者が実践している生活習慣39のコツが知りたい人はすぐにチェックを。そして、健康寿命を延ばすためにぜひ役立ててほしいと思います。
(文/齊藤カオリ)
【参考】
※前田昭二(2015)『100歳まで健康に生きる39のコツ』ワニブックス