12月にありがちな不安が一瞬でスーッと消えていく4つの思考法
■2:不安に思っていることがまだ現実に起きてはいないと理解する
「まだ起きていない未来に対して『ああなったらどうしよう』『こうなったら大変だ』と、考えてしまっていませんか?つまり、いまはまだ、困った状況に直面しているわけではありませんよね?そのことを冷静に理解しましょう」と加納さん。
旅行に出かける前に“もし飛行機が落ちたらどうしよう”などと考えて不安になってしまう人が、まさにこれに当たるかもしれません。たしかに、まだなにも起きていませんし、なにが起きるか先のことは誰にもわかりません。
■3:不安は誰にでもあることに気づく
加納さんによると、「不安は、どの時代でも、あらゆる人すべてに宇宙がくださった感情のひとつ」。つまり「不安」は、「楽しい」「うれしい」などと同じように、誰もが持っている感情なんですね。
不安のまっただなかにいるときには、とても心細くなって世界で自分が独りぼっちだと思ってしまいがち。ですが不安の感情は誰もが持っているものだと思うと、自分以外の人々とのつながりが感じられ、心細さが減っていくのではないでしょうか。■4:不安材料をメリットに置き換える
不安を感じたからこそ、友だちや家族にやさしくできた……など、不安を感じたゆえに得られたメリットもきっとあるはず。