くらし情報『1つのテーマで3つのネタを!ネタ不足を解消する「かけ算思考」』

1つのテーマで3つのネタを!ネタ不足を解消する「かけ算思考」

しかし、私はそう考えません。

私は1つのテーマを設定したら、最低3つはネタをつくるようにしています。いったいどのようにつくっているのか?その答えはとても簡単。

着地を変えるのです。

どういうことか、ご説明しましょう。

■1テーマにつき3つの着地点を考える

たとえば、このテーマをいろんな角度や切り口で眺めてみるのです。

次の方程式を解きなさい

「X+5=10」

仮にこんな問題があったとします。中学校で学ぶ数学、懐かしいですね。
もちろん正解はX=5となります。

しかし、実はこの「方程式」にはいろんな側面があります。たとえば筋道を立てて結論を導く行為、ミスなく正確に作業する行為、いつか理系ビジネスパーソンとして活躍するための基礎固め……。

(1)筋道を立てて論述し、結論を導く論理思考のトレーニング

(2)正確に作業をするトレーニング
(3)ビジネスの問題解決に使われている思考法のトレーニング

要するにテーマは「方程式」であっても、その定義や意味づけはいかようにもできるということ。

つまり、伝える内容の着地のさせ方も複数あるのです。私が普段ネタを増やすときに、1テーマにつき複数の着地点を考えています。

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